チコリ系の冬野菜。ヴェネト州の特産野菜で、ラディッキオといっても色々種類があり、色は赤+白なのですが、形・味に多少違いがあり、何よりの特徴は名称に産地名がついているという事でしょう。
・ロッソ・ディ・キオッジャ(ROSSO DI CHIOGGIA)
一番一般的で一年中出回っているラデッキオ。フレッシュな苦味が特徴的で、サラダ(特にミックスサラダ)にすると美味しい。
・ヴァリエガート(VARIEGATO DI CASTELFRANCO)
クリーム色に赤紫のマーブル模様の葉が特徴的。ロッソ・トレヴィジャーノとスカローラの混合として生まれたもの。デリケートな味、歯ごたえ、葉の美しさから、肉や魚料理の付け合せによく用いられる。
・ロッソ・ヴェロネーゼ(ROSSO VERONESE)
卵形で葉の枠にぎざぎざが無い。9月から3月が収穫期。一般的に肉料理に多く用いられる(代表的な料理はインヴォルティー二:ロールキャベツのようなもの)。また、バターで炒めても美味しい。
・ロッソ・タルディーヴァ(ROSSO TARDIVA)
細長く、葉の先がカールしているのが特徴。歯ごたえがありほろ苦さの中に甘みのある、一番高価なラディッキオ。9月から4月に出回る。火を通すと、とろけるような食感に甘みがきいて絶妙な美味しさ。
・ラディッキオ・ルンゴ・ロッソ(RADICCHIO LUNGO ROSSO)
長細い卵形で、葉が非常に絞まっているのが特徴。苦味が強い。9月から3月にかけて出回る。主に、他の食材に混ぜ合わせる事によって生きてくるため、ソース、リゾットなどによく用いられる。
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