カボチャです。しかしながら、イタリアでの一般的なカボチャというのは、水っぽくて、こくの無いものがほとんどです。たまに日本の栗カボチャに似たものを見つけることもできるのですが、大抵はカボチャといえば"オレンジ色の水っぽいやつ"なのです。日本のカボチャの感覚で料理してしまうと、とんでもなーくまずいものが出来上がってしまうので要注意です。私は日本の栗カボチャが大好きなため、常にイタリアのカボチャには絶望させられっぱなしなのです。
どんなにあの栗カボチャのホクホクを伝えようとしても、食べたことが無い人にはわからないわけで、カボチャを使ったお菓子の話をしたときなど、私の舅は「気持ち悪い・・・」とい言っていました。そりあのイタリアカボチャでお菓子を作ったら気持ち悪いわよ・・・。カボチャはイモ類ではありませんが、イタリアはイモ類(ジャガイモくらいしかありませんが)もなんか水っぽいんですよねー。土のせいなのでしょうか????
そうそう、ロンバルディア州南部の街マントヴァの名物料理は"カボチャのトルテリー二"なのですがそれこそ「お菓子?」並に甘いです。カボチャの自然の甘味というよりは、砂糖の甘みです。なんかアンコをトルテリー二に詰めたという感じでしょうか・・・・。
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